お知らせ
2006.07.20更新
日刊産業新聞(平成18年7月14日)に掲載されました。
日刊産業新聞(平成18年7月14日)の新社長の特集に掲載されました。
※以下内容
『新社長』
6月20日付で専務から社長に。10年以上、財務を除く陣頭を指揮してきたため戸惑いはない。
「お客様に好かれることも大事だが、それ以上にお客様の役に立つ企業をめざしたい」柔らかな物腰で、理路整然と、そして熱く。大学卒業後、積水ハウスで3年間、住宅販売を手がけた。
藤井勲現会長が社長に就任を機に藤井鋼産に入社。3年間の配送、工事手伝い後、金属建材に対する認知度が低いところから「積水ハウスで習った現場案内会の経験を活かし、週末にポストインし、知人の駐車場で金属建材のミニ展示会を開いた」その後、積水化学の屋根診断システムとタイアップ。あるいは藤井独自のチラシのポストインなど金属建材の普及、拡販に努めた。
社の認知度を高めるとともに、ビジネスも屋根から内装、壁、エクステリアの販売、施工さらにはリフォーム事業へと拡大した。結果、屋根、壁、金属建材については「地域で何かあれば相談が寄せられる『地域一番主義』の存在となっている。
今後も屋根、壁、金属においてはさらに圧倒的な存在に、他の部門についても地域1番主義を達成できるよう頑張っていきたい」ときっぱり。
そのためには「営業の基本はお客様に役経つことだ。奉仕することで好かれるかもしれないが、愛してはもらえない。お客様から愛される相思相愛の仲になるためにはお客様に対し有益というスタンスが大事だ」ときっぱり。
また「売り上げを伸ばすよりも収益力を強化していきたい」とも。ただ「業界にはかつて義理人情の世界とビジネスライクな世界が同居している。商売をしていくうえでどう折り合いをつけるかは大きな課題だ」という。
藤井寛也(ふじい・かんや)氏=1982年3月、龍谷大経営卒、4月積水ハウス入社、84年藤井鋼産入社、専務、06年6月社長。好きな言葉は『感動』「人生で、気持ちがわくわくするようなものを数多く持ちたいと思っています。仕事に関しては、しないといけないではなく、わくわくするためにはどうしたらよいかを考えそのために努力するということです」
趣味はゴルフ、旅行、水泳。「ゴルフは95-90。水泳は週1回健康の為」お酒は「ほどほど」カラオケは「一応」家族は夫人と1男3女。1959年11月生まれ。